初夏。春休みに山で遭難しかけ、九死に一生を得た主人公・田中湖太郎。

長期欠席の後で学園に復帰すると、なぜか保健委員(しかも委員会の代表)に選ばれていた。

湖太郎が休んでいる間に、新任の保健の先生・春日鞠奈が赴任してきた。

「保健室の女神様」を名乗る鞠奈は、保健室をレースとフリルがあふれる乙女チックな内装に変えてしまう。

そればかりか、相談にやってきた生徒たちを魔法の薬で変身させてしまう……という彼女の噂に恐れをなし、一般の生徒は保健室へ近付かなくなってしまったのだ。

湖太郎は保健委員として、鞠奈と親しくなっていく。

平凡だった湖太郎の日常は、以後騒がしく波乱に満ちたものに。

海外の魔法学校を卒業したという鞠奈は、相談に乗るのが大好きで、人を幸福にすることに生き甲斐を感じている天然ピュアなお嬢様。
湖太郎に悩みや不満はないかと、期待に満ちた顔で迫る。
特に悩みもない平々凡々の湖太郎だったが、山で遭難したときのことを思い出した。

「生きて帰れたら人並みに彼女を作って青春しよう」

「彼女を作りたい」と言う湖太郎の返事を聞いた鞠奈は、とたんにはりきり始める。

こうして鞠奈による恋のレッスンが始まったのだ。

鞠奈の熱心な指導にドキドキの湖太郎。
途中、鞠奈が調合した薬が原因で主人公の人格が増え、乱暴者のロウが誕生してますますやっかいなことに。

そんな主人公を、影からそっと見つめる謎の転校生・未来。
怪我をして保健室へやってくる勝ち気な不良少女・あけお。
ダイエットに命をかけていて、相談に訪れたドジな後輩・小桃。
なぜか主人公に急接近する学園のアイドル・咲世里……も登場して、物語はますますヒートアップ!

トラブルメーカーの鞠奈を中心に、湖太郎と女の子達のちょっと奇妙なラブストーリーが幕を開ける。